島根〔石見銀山〕視察の旅2012 〜文化・歴史編〜

今年のGWは、以前から夫婦で気になっていた島根の奥地、石見銀山を訪れました。

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この記事のつづきは、新しいブログにて公開しています。(2012年5月8日12時半更新)
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2012年05月08日 Posted by Owner at 12:32Comments(0)まちおこし

ケチと倹約の違い

※ 移転先のブログで、記事を更新しました。

◉毎日を活きる
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タイトル:「ケチと倹約の違い」
  

2012年03月04日 Posted by Owner at 01:02Comments(0)哲学

オフィシャルブログ移転のお知らせ

みなさん、こんばんは。

今日は2月22日。
思えばちょうど一年前、ニュージーランド地震があったんですよね。
日本にとっては3.11の衝撃があまりに大きくて、この日のことを私自身嫁に言われるまで気がつきませんでした。

この辛いできごとは、あえて心のどこかにとどめておかなければと思います。
今生かされている自分は、精一杯役割を全うしなければ、と身が引き締まる思いです。
生かされている限り、生きることに挑み続けていきます。
被害に遭われた方やご親族の皆様には、改めて心からお見舞いを申し上げます。


さて、丸2年間運営してきた当ブログも、
この度、テーマの変更に伴い移転することを決めました。
新しいテーマは、「毎日を活きる」です。


「生かされるのではなく、活きてこそ人生」
という考えからこのテーマを選びました。

個性を活かしたよりイキイキしたライフスタイル、
ワークスタイルのための情報を豊富な写真を交えて更新していきます。
ぜひ、こちらにも遊びにきてくださいね。

●人生を活きる
http://blog.mybrand.jp/


最後になりますが、今までこちらのブログで私の駄文にお付き合いいただいたすべての皆様、
本当にありがとうございました!
そして、これからもよろしくお願いします。




(※尚、しばらくはこちらでも新ブログと同様の記事を掲載していく予定です。)  


2012年02月23日 Posted by Owner at 00:05Comments(2)その他

リクルート時代のこと

私はリクルート時代、新卒で社会未経験のペーペーでありながら、いろいろな会社の経営者や現場の方々とお話できるという大変ありがたいチャンスをいただきました。100分の1mmという高精度の加工技術を通じて、日本のものづくりの屋台骨となっている会社、リクルートも顔負けの従業員の個性の強さで有名?(笑)な中古自動車買取会社、ほんとうにさまざまな会社がありました。

当時、私が営業していた頃は、会社として利益を上げるには厳しいご時世でした。
それでも皆さん共通して、「イキイキ」されていたのです。

そういう熱い方々とお話しさせていただいているうちに、自分自身も熱を帯びてくるのがわかったりします。
現場に足を運ぶのが、当時私は大好きで仕方なかったですし、その熱意やモチベーションは今の仕事にもつながっています。

独立してからは、自分の事業を運営していくにあたって、
まず一番に優先したい理念を3つ定めました。

その中でももっとも大切にしているのは、
「資源の能力を引き出し調和させる」こと。

人、モノ、対象にかかわらず、それぞれ持ち味を最高に発揮した状態で社会が回っていったらどんなにすばらしいだろうか、という考えが今の私の中に渦巻いています。
  


2012年02月19日 Posted by Owner at 02:31Comments(2)その他

クリスマスとフランスの田舎町

しばらく間があいてしまいました。

結婚してもうすぐ丸々2ヶ月が経とうとしていますが、
おかげさまで、公私とも充実した毎日を送っています。
最近は、ありがたいことに仕事が集中し、
ようやく一息ついたところです。





ところで、今回のタイトルはクリスマスとフランスの田舎町。

クリスマスイルミネーションが綺麗なフランスの小さな町。

そこは、パリからTGV(新幹線)で約3時間、
バスで40分のところにあります。

今年の10月末から11月にかけて
新婚旅行で、夫婦ふたりでこの地を訪れました。


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国はフランスでも、ドイツとの国境近くにあります。
建築様式や食文化等はドイツとフランスが入り交じっています。

ここアルザス地方は、冬の風物詩クリスマスの
イルミネーションで有名な地域なのだそうです。

私たちが訪れたときは残念ながら
イルミネーションの時期には早すぎました。
今頃は、真っ白な雪を照らす幻想的な光が
町の景色をやさしく包み込んでいるのでしょう。



     *     *     *


今ではすっかり「商業化」されているクリスマスですが、
そもそもクリスマスの起源は、古代ローマ時代にさかのぼるとか。

キリスト教が、ミトラス教の冬至祭、
ローマ帝国の農耕神サトゥルナーリア祭、
ケルト人とゲルマン人の冬至祭などを取り入れて、
今の形になったという説があります。


北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の
「ユール」という冬至の祭で使われていた樅(もみ)の木。
年中、葉を枯らせることのない常緑樹であるモミの木は
北欧の人たちにとっては生命の象徴とみなされていたのです。

こうした「祭りごとを行う際に樅の木を飾る」という行為は、
後にドイツにも伝わり、キリスト教の普及と共に
キリスト教との混淆が起こったといいます。




そんなわけで、
「本物のモミの木」は、
我が家にもやってきました。



これから、クリスマスのシーズンが楽しみです。  


2011年12月05日 Posted by Owner at 00:47Comments(2)プライベート

結婚式二次会のご案内

もう既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、
私、10月8日(土)に結婚いたします。

本来であれば、日頃からお世話になっている皆様に直接お会いして披露宴に招待させていただきたかったのですが、会場の関係や遠方であることなどを理由に、お声掛けできなかった方々も大勢いらっしゃいます。


そこで、披露宴の後、下記の通り二次会を開催することにいたしました。
公私ともにご多忙とは存じますが、もしご都合よろしければお気軽にご参加いただけると幸いです。(※ご参加いただける場合は、下部にある「お申込み」からアクセスをお願いします。)


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●日時:10月8日(土)19:00〜21:00終了予定(18:00受付開始)
●会場:浮月楼 LIFE TIME (HP:http://www.fugetsuro.co.jp/lifetime/
〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町11-1
※パルコ裏、浮月楼となりのジャズ喫茶です。当日は、セミプロの生ピアノ演奏をお楽しみください。お酒等お飲物と簡単なお食事をご用意いたします。
●会費:5000円〜最大でも6500円内におさめる予定です。



●お申込み:こちらからお願いいたします。(人数確認、会場確保のため)
http://shop.mybrand.jp/contact2/index.php


※大変勝手ながら、会場セッティングの関係で参加の御申込みは9月2日までとさせていただきます。


皆様にお会いできること、楽しみにしております!  

2011年08月24日 Posted by Owner at 22:19Comments(0)プライベート

真夏の海のライフスタイル

*東日本大震災および原発放射能により被害を受けられた皆様に対してお見舞いを申し上げつつ、明るい話題として、夏のひと時の模様をつづります。




夏になると、私は毎年決まって海に潜ります。

重装備をして海に潜水するスキューバダイビングとは違い、フリーダイビングといって、軽装で海底へと潜っていくマリンスポーツをもう何年か続けています。


息を止めて、10m~20m近い海底へと耳抜きをしながら一気に潜っていきます。
10mも潜ると水面ははるか上にゆらゆらと揺れているのが見えます。
ここでは、観光客の喧騒も、潮騒も、一切聞こえません。
ただ静かな蒼い空間が一面に広がるだけです。
時々、カラフルな魚の群れが私の上を通り過ぎます。
まさに、水槽のレンズを通さない天然水族館という感じです。
無心に近い気持ちになって、海の不思議な世界を全身で堪能します。




冒頭の写真は、数年前に石垣島に潜りに行ったときの写真です。

ここは大分浅瀬だったのですが、水深5mくらいでも相当の種類の珍しい魚に遭遇します。
石垣島で見所だったのは、白保という海岸に群生するアオサンゴショウの群れでした。
名前のごとく、蒼紫色に輝くさんご礁が、多くの魚を擁しながら水中でキラキラと輝いていました。
そのなかには、イソギンチャクを住処とする、カクレクマノミ(映画『ファインディングニモ』のモデルにもなった魚)の姿もありました。






今年は、近場で伊豆の堂ヶ島の海を潜ってきたのですが、
エメラルドブルーの鮮やかな色のソラスズメダイが、潜水している私を不思議そうに覗き込んできます。
私を魚とでも思ったのでしょうか。それとも、見たこともないばかでかい物体に好奇心が沸いたのでしょうか?

気が付くと、私の両脇を2匹が併泳していて、両側からときどきこっちを軽くつついて来る姿には感動しました。




海から上がった後は、やわらかな夕日が陸上で出迎えてくれます。
心地よいオフショアを体に受け、心が安らかな気分で迎えるこの瞬間、最高です。


  


2011年08月12日 Posted by Owner at 13:21Comments(0)プライベート

なつかしい童話




覚えていますか?このシルエット。



ある村に、インゲルという美しい少女が住んでいた。

その美貌ゆえに高慢な性格の彼女は、
奉公先の夫人からいただいたお土産のパンを、
自分のドレスを汚したくないという思いから、
雨の水たまりのぬかるみに放り投げ、パンの上に飛び乗った。

すると、その途端にパンはぬかるみの底へインゲルを乗せたまま沈み、
二度と浮かび上がることは無かった…



       *       *       *

これは、アンデルセンの『パンを踏んだ娘』の物語の一節です。
かなり前にNHKで放映されたことを記憶している方もいると思います。
慢心の恐ろしさを物語るスト−リーです。

この物語には続きがあって、
灰色の小鳥に生まれ変わった「パンを粗末にした娘」は、
今度はパンのひとかけらも粗末にせず、他の鳥に分け与えたとか。
そして、分け与えたパン屑が、前世粗末にしたパンと同じ量と同じになったとき、
天国に召されたということです。




もうひとつ、
善い行いが世の中にひろがってゆく話も紹介したいと思います。
(昔の私のブログを整理していたら出てきた記事です。)


       *       *       *

ある貧しい家庭で、病気がちな少年が床に臥していた。
家は貧しいため両親の力では息子の病気を治す術もなかった。

少年が瀕死だという事を知ったある医者は、
その貧しい家を訪れると、何も言わず少年を治療し、
少年の容態はみるみるうちに回復していった。

両親が、「今は無理ですが、いつか必ずお礼がしたいので
お名前だけでも教えてください」と言っても、医者は名乗ろうとはしない。
ただ少年に向かって、
「病気が治って、幸せか?」と尋ねた。

少年が「とても幸せです」と答えると、医者は、
「そうか、それならばその幸せを今度は、
君が大きくなったときに世の中にお返しするといい。」
とだけ言って、立ち去る。

数十年後、あの少年は立派な医者となっていた。




       *       *       *




いかがだったでしょうか。

「恩返し」ではなく、バトンリレーのような「恩渡し」という発想です。

インゲルの罪も、医者の恩も、
流れて、長い旅路を経て、再び自分に還ってくると考えると、
日々引き締まる思いになりますね。
  


2011年06月12日 Posted by Owner at 22:00Comments(0)哲学

玄米餅だんご実演レポート



先週末から4日間、市内某ガス会社の展示ショールームにて、
エネルギーのベストミックス(昨今問題になっている供給電源の最適な組み合わせ)をテーマにしたイベントが開催されていました。

当日ガスの魅力を来場者に知っていただくために、
実演でコンロの直火で炙る、玄米もちのだんごを今回MYBRANDが納品しました。

団子に関しては、生ものでありイレギュラーな企画ではあったのですが、思いのほかちびっこにも喜んでもらえたようで、一安心です。
その、一部始終の報告です。


直火で蒸らし、臼と杵でつく本格もち



もちは一から手づくり。もちろん苗からです。
機械をいれれば簡単につくれてしまってコストも安価ですが、
保存性を考慮して添加物を加えたり、原材料を安価な輸入品でまかなうことも多いです。

敢えて、人の手をかけて一つひとつじっくりと作られる、
無添加のお餅というのも、美味しいものです。

私は、以前玄米餅を自らついた経験があったので(過去ブログ記事「お餅」のはなし)、
せっかくイベントで使用するなら、このつきたての美味しさを味わってもらって、
地場の風土が育む穀物について興味を深めてもらいたいとも思っていました。


静岡のお米生産者の青木さんと恊働での玄米餅づくり。
前日に、予め冷水に浸しておいたもち米(品種:金太餅)が入ったせいろを、
炭火にかけ、しばらく待つとぷちぷちと香ばしい玄米餅のおこわができます。
これを数回杵と臼でついて、丸めて出来上がり。
この工程が思いのほか骨が折れます。
青木さんのご家族総動員でお願いしてしまいました。


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今回は、うっすらと黄色がかった玄米餅を作りましたが、
意外に引き合いが多いので、今後は要望によっては脱穀した白一色のお餅、
それから赤米、黒米の粉、天然の色素で色付けした色付きのお餅、なども対応していく予定です。


  


2011年06月01日 Posted by Owner at 15:18Comments(2)しずおかの「素材」特集

GW京都でみた日本の心 その①



いつも長期休暇となると
だいたい一人で未開の地を旅していたのが、
今年のGWは少し形態が違いました。

新しく家族になる嫁(予定)のご家族と、
京都日帰りの旅にご一緒させていただいたのです。

私にとっても1年ぶりくらいになる京都、
高校の友人を訪ねて嵐山を旅した3年前、
そして昨年は鞍馬寺に行った記憶も新しい。


今回は、町屋がずらりと並ぶ祇園の町並みから
日本人の精神を垣間見た気がしました。






京都で見た日本の心


今回は、祇園を中心にまわったのですが、
あちらこちらに、各々の時代背景が感じられる建物や寺院、
そして商いの姿を見かけました。

日本古来の景観や精神を死守しながらも、
西洋の文化をうまく融合させている町並みを目の前にして、
少し前に読んだ、竹田 恒泰氏の著書のひとつ、
『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』
の一節を思い出しました。

日本人であることに誇りを持てる一冊で、
私は特にお勧めしたい本です。


日本人は、常に海外の優れた文化や技術を取り入れ、
独自の改良を加えて今日に至っています。

一見、アイデンティティがないと思われるかもしれません
(私自身もつい最近までそう考えていた)が、
実際には、表面上の形は変われど、
芯の部分には日本人らしさが残ることに気づきます。


たとえば、建築の様式はそのつど変化しました。

古代から中世は、主に中国から、
そして近現代では西欧から影響を受けました。

しかし、様式の部屋になった現在でも、
靴を履いて家に上がるということを、日本人はしません。
これは稲藁からつくられる畳(芯材)が、
日本人にとって神聖なものであったからだとも言われます。

感謝や畏敬の念といったものが、生活様式の中に自然と溶け込んでいて、
それを受け容れているのだと思います。

内面に脈々と流れる日本人の心は
数千年たった今でも(いやもしかすると遠く1万年以上前のレムリアの記憶から)、
私たちの中に生き続けているのでしょう。


     *    *    *


今回の旅、本来であれば家族水入らずとなるところを、
一緒にご一緒させてくださったご両親。

本当にいつもお世話になっています。
私の家族とはまた対照的であり、
きわめて日本人的なお嫁さんのご両親。
まったく違った家族だけに、私自身の学びや気づきも多いのです。
結婚とはそういうことかなと思います。


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形は柔軟に変えれど、魂は決して忘れない。
このもうひとつの家族とご一緒させていただいた京都旅行を通じて
日本人独特の民族精神に気づかされたのでした。


  


2011年05月15日 Posted by Owner at 10:16Comments(0)プライベート